Verb + 来 + Verb + 去 (verbing around)
意味
動詞を「来」と「去」を挟んで繰り返すことで、繰り返し行われる、目的のない、あるいは長引く行ったり来たりの動作を表す。明確な方向性や結論のないまま何度も何かをしているという感覚を伝える。多くの場合、苛立ち・優柔不断・進展のなさを含意する。
「動詞+来+動詞+去」の構造は、方向補語の「来」(こちらへ)と「去」(あちらへ)を用いて、揺れ動くまたは堂々巡りの動作を描写する中国語の生き生きとした修辞手法である。単純な繰り返しを超え、行動が無益・退屈・長引いているという話し手の主観的評価を内包する。よく使われる定型表現には「想来想去」(あれこれ考える)、「走来走去」(あてもなく歩き回る)、「翻来翻去」(寝返りを打ち続ける)、「说来说去」(堂々巡りの話をする)がある。異なる動詞を二つ使ってバリエーションを出すこともでき、「推来推去」や「挑来挑去」などがある。行動を軽くしたりカジュアルにしたりする単純な動詞の重ね型(看看、想想)とは異なり、「動詞+来+動詞+去」は継続と無益さを強調する。話し言葉やくだけた文章で非常によく使われる、口語的なパターンである。
例文
- 他在房间里走来走去,看起来非常焦虑。 彼は部屋の中を行ったり来たりして、とても不安そうだった。
- 我想来想去,还是决定辞职算了。 あれこれ考えた末、やっぱり辞職することにした。
- 两个人推来推去,谁都不肯先吃。 二人は互いに譲り合って、どちらも先に食べようとしなかった。
使い方ガイド
場面: spoken, everyday
トーン: descriptive
正しい言い方
- 子供は庭を走り回って、楽しそうに遊んでいた。
- この件はあれこれ考えた結果、最終的にやはり諦めた。
- 彼はその手紙を何度も繰り返し読んだが、ずっと返事を書く勇気がなかった。
避ける言い方
- 他来走去走在房间里。(動詞は「来」と「去」の両方の前に置かなければならない。正しい語順は「走来走去」であり、並び替えてはいけない) → 他在房间里走来走去。
- 她想来去了很久。(「去」の前にも同じ動詞を置かなければならない。「想来想去」が正しい形であり、「了」はこの構造では「去」に直接付かない) → 她想来想去想了很久。
- 我吃来吃去都是这几道菜。(文法的には可能だが、「吃来吃去」は不自然に聞こえる。このパターンは思考や身体的な移動を表す動詞に最も適しており、食べるなどの消費動詞にはあまり使われない) → 我挑来挑去都是这几道菜。
起源と歴史
This pattern draws on the ancient Chinese directional pair 来/去 (come/go), which has been used since classical Chinese to indicate bidirectional movement. The reduplicated verb structure became a productive colloquial pattern in modern Mandarin, emphasizing repetition and lack of resolution.
文化的背景
世代: All ages
社会的背景: Universal
関連フレーズ
フラッシュカード、クイズ、音声発音、間隔反復