Negation & Absence

Advanced negative patterns: ことなく, ないことはない, ずにはいられない

概要

この章では「Negation & Absence」に関わる日本語の文型をまとめて練習します。ルールを個別に覚えるだけでなく、実際の文の中でどう働くかまでつかめるようにするための章です。

学び終えるころには、自分で使うときも、読解や会話で聞き取るときも、それぞれの形のニュアンスを前より自然に判断しやすくなります。

テーマ

WithoutCannot HelpNot NecessarilyDouble NegativeAbsenceInevitability

この章のJapanese Grammar Advanced (15)

  1. あながち~ない あながち 一見違って見える意見にも一定の妥当性がある、と部分的に認める表現。
  2. ずして ずして ある行為をしないまま次の状態や行動に進むことを表す文語的な「〜ないで」。
  3. ずとも ずとも ある行為をしなくても結果が成り立つことを表す文語的な「〜なくても」。
  4. なしに なしに 必要な条件や行為がないまま、何かが行われることを表す「〜なしで」。
  5. なくして(は) なくして あるものがなければ望む結果は成り立たない、と強く述べる表現。
  6. ないことには ないことには ある行動や状態が先に成立しないと、次のことができないと示す表現。
  7. ないでもない ないでもない 完全には否定せず、「少しはそうだ」と控えめに認める二重否定の表現。
  8. ないまでも ないまでも 理想の水準までは無理でも、最低限これくらいは、という妥協を示す表現。
  9. 一切~ない いっさい 例外なく完全に否定する、強い「まったく〜ない」の表現。
  10. 何~ない なに 何を使って、あるものがまったく存在しないことを強く示す否定表現。
  11. 何も~ない なにも その行動をする必要や理由はない、と過剰さをやわらかく指摘する表現。
  12. 何ら~ない なんら 少しも存在しない、まったくそうではないと断定する硬い否定表現。
  13. 滅多に~ない めったに あることがほとんど起こらない、またはめったに見られないことを表す表現。
  14. より・のほか(に)(は)~ない よりほかない 他に選択肢がなく、そうするしかないことを表す表現。
  15. 一[Counter]として~ない いち として 一人・一つ・一度などの最小単位さえ存在しないことを強調する表現。
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